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光地 Sightseeing spot
 
-マドリード州-


マドリード

マドリード州


マドリード州概要


項目 内容
州都 マドリード
面積 7,995k㎡
人口(2008年) 6,272千人
マドリード州はマドリード県のみからなる一県一州の自治州である。


マドリード市内

マドリード
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プエルタ・デル・ソル
 スペイン国道の起点(0km)となっている広場で「太陽の門」を意味する。ここを起点にスペインの各地へ9本の国道が伸びている。

デスカルサス・レアレス修道院
 16世紀に建てられた女子修道院。カルロス5世の娘フアナの命で建てられ、王家の女子が住んでいた。内部のフレスコ画で飾られた大階段が有名。

王立サン・フェルナンド美術アカデミー
 発祥は1744年の王令により設置されたアカデミー。建物は18世紀の銀行家の邸宅を改修したものである。現在は併設されている美術館に、15世紀から20世紀までの画家の作品を収めている。

マヨール広場
 四方を4階建ての建物に囲まれた129m×94mの長方形をした広場。建物は広場に面して237箇所のバルコニーが設置されている。
 この地は元々、アラバル広場とよばれ市場が開設され商業の中心であったが、1580年にフェリペ2世がアラバル広場の刷新を命じ、フェリペ3世の代の1617年に建物の着工が始まり1619年に完成した。その後、3回の火災にあい、現在の姿には1953年である。

サン・イシドロ教会
 17世紀に聖フランシスコ・ザビエルを祀るイエズス会の教会として建てられた。その後、イシドロを祀る教会に改められ、今でも、祭壇に置かれている棺にイシドロの遺体が安置されている。

王宮
 スペイン王の宮殿で、スペイン王宮やオリエンテ宮ともいう。9世紀にイスラム教徒が要塞を築いたところで、1085年にマドリードがカスティーリャ王アルフォンソ6世に占拠されると、カスティーリャ王の居所として使用された。1734年に火災で焼失するが、1764年にフェリペ5世により現在の建物が再建した。1931年まで歴代王族が住んでいた。現在のフアン・カルロス1世はサルスエラ宮殿に住んでおり、この王宮は、迎賓館として公式行事などに使われている。

エンカルナシオン修道院
 フェリペ3世の王妃、オーストリア王女マルガリータにより創設された女子修道院で、1611年に建設された。

プラド美術館
 ヨーロッパ三大美術館に数えられる美術館。
 15世紀以来の歴代スペイン王家によって収集された作品の保存と公開を目的に、1819年王立美術館としてフェルナンド7世の命により設立された。1868年の革命後「プラド美術館」と改称された。現在文化省所管の国立美術館。
 建物は1785年にホアン・デ・ビリャヌエーバの設計され新古典主義の代表作といわれる。

レティーロ公園
 敷地面積が130ヘクタールあるマドリードの公園。
 スペイン王フェリペ2世の離宮があった場所で、18世紀初めのスペイン独立戦争で建物が消失したことにより、19世紀に公園としたのが始まりである。

王立植物園
 フェルナンド6世によりプエルタ・デ・イエロ付近の場所に1774年に開園した植物園が発祥で、1781年にカルロス3世によって現在地におかれた。
 8ヘクタールの面積に5千種以上の植物を集めている。
 
ティッセン・ボルネミッサ美術館
 マドリード3大美術館の一つ。
 1920年代からハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵が収集したコレクションで、その息子ハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵がさらに収集したものである。
 個人のコレクションとしてはエリザベス女王に次ぐ世界第2位の所蔵数であったが、1993年に国が買い取った。

ソフィア王妃芸術センター
 現国王フアン・カルロス1世の王妃ソフィアにちなんで名付けられた美術館。ピカソの有名な「ゲルニカ」を所蔵している事でも有名である。

スペイン広場
 マドリード王宮の北にある広場。「ドンキホーテとサンチョ・パンサの像」などスペインを代表する作家セルバンテスを記念した像がいくつも建てられている。

エル・エスコリアルの修道院・旧王宮 世界遺産

旧王宮
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 マドリード市街から北西45kmに位置する町サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルにある宮殿、修道院などの複合施設。
 1557年にフェリペ2世がサン・キンティンの戦いの戦勝祝いとして建設を命じたもので、1563年に着工し1584年に完成した。
 建物は幅161m奥行206mの広大なもので、地下にはカルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)以下のスペイン王の王廟Los Panteonesがある。また、美術館LosMuseos、宮殿Los Palacios、教会堂Basilca、修道院Monasterio、図書館La Bibliotecaなどがある。

アルカラ・デ・エナレスの大学とその歴史地区 世界遺産

 アルカラ・デ・エナーレスはシスネロス枢機卿によって、1499年にサン・イルデフォンソ学院が創設、1508年に大学を開講したことにより大学都市として発展した。
 この大学都市は、世界で最初の計画的な大学都市であること、都市計画がアメリカ大陸やヨーロッパでのモデルになったことから世界遺産として登録された。

アランフエスの文化的景観 世界遺産

 アランフエスはイスラム教勢力とキリスト教勢力とで争奪合戦が繰返された地であったが、レコンキスタの終結とともにキリスト教圏にもどった。15世紀末にはカトリック両王によって王室の土地とされ、1561年にフェリペ2世の命により宮殿の建築が始まった。
 王宮とパルテレ庭園、島の庭園王子の庭園などの庭園は2001年に世界遺産に登録された。






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