観光地 Sightseeing spot
-アラゴン州-
アラゴン州概要
項目 | 内容 |
---|---|
州都 | サラゴサ |
面積 | 47,719km2 |
人口(2008年) | 1,327千人 |
公用語 | カスティーリャ語 |
県と都市
県 | 県都 | 面積(km²) | 自治体数 |
---|---|---|---|
ウエスカ県 | ウエスカ | 15,636 | 202 |
テルエル県 | テルエル | 14,810 | 236 |
サラゴサ県 | サラゴサ | 17,274 | 292 |
テルエル
テルエルの概要
イベリア半島がイスラム勢力下に入った8世紀に、西ヨーロッパに勢力を広げていたフランク王国は、ピレネー山脈の南側の山麓にスペイン辺境領を設置し緩衝地帯とした。1035年にラミロ1世を王とするアラゴン王国が成立、1479年にはカスティーリャ王国とアラゴン王国も同君連合となった。これによりスペイン王国が成立したとされる。
アラゴンのムデハル様式の建築物
アラゴンのムデハル様式の建築物とは、テルエルとサラゴサにあるムデハル様式の10棟の建築物のことを指す。ムデハル様式とはイスラム様式とキリスト様式が融合した建築様式のことを言う。
この世界遺産は1986年に「テルエルのムデハル様式の建築物」として世界遺産に登録され、2001年にサラゴサの建築物まで拡大登録し、名称も「アラゴンのムデハル様式の建築物」に改められた。
この世界遺産は1986年に「テルエルのムデハル様式の建築物」として世界遺産に登録され、2001年にサラゴサの建築物まで拡大登録し、名称も「アラゴンのムデハル様式の建築物」に改められた。
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サンタ・マリア大聖堂の塔、屋根、ドーム
サン・ペドロ教会と塔
サン・マルティン教会と塔
エル・サルバドル教会の塔
サラゴサ
サラゴサの概要
イベリア半島がイスラム勢力下に入った8世紀に、西ヨーロッパに勢力を広げていたフランク王国は、ピレネー山脈の南側の山麓にスペイン辺境領を設置し緩衝地帯とした。1035年にラミロ1世を王とするアラゴン王国が成立、1479年にはカスティーリャ王国とアラゴン王国も同君連合となった。これによりスペイン王国が成立したとされる。
アラゴンのムデハル様式の建築物
アラゴンのムデハル様式の建築物とは、テルエルとサラゴサにあるムデハル様式の10棟の建築物のことを指す。ムデハル様式とはイスラム様式とキリスト様式が融合した建築様式のことを言う。
この世界遺産は1986年に「テルエルのムデハル様式の建築物」として世界遺産に登録され、2001年にサラゴサの建築物まで拡大登録し、名称も「アラゴンのムデハル様式の建築物」に改められた。
この世界遺産は1986年に「テルエルのムデハル様式の建築物」として世界遺産に登録され、2001年にサラゴサの建築物まで拡大登録し、名称も「アラゴンのムデハル様式の建築物」に改められた。
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サンタ・マリア教会の後陣、回廊、塔(カラタユー)
サンタ・テクラ教区教会(セルベラ・デ・ラ・カニャーダ)
サンタ・マリア教会(トベド)
アルハフェリア宮殿(サラゴサ)
ラ・セオの後陣、礼拝堂(パロキエタ)、ドーム(サラゴサ)
サン・パブロ教会の塔と教区教会(サラゴサ)
ウエスカ
ウエスカの概要
ヒメノ朝ナバラ王国第6代国王サンチョ3世の庶子ラミロ1世が
ピレネー山脈のモン・ペルデュ
ピレネー山脈は西ヨーロッパとイベリア半島を分けるように連なる山脈。山脈は東西に延びその距離は430㎞におよぶ。モン・ペルデュは標高は3352mのスペイン側の斜面の山頂をいう。
世界遺産としてはフランス領部分とあわせて登録されている。スペイン領側はオルデサ・イ・モンテ・ペルディド国立公園とそれに付随するビエルサ、ファンロ、プエルトラス、テジャ=シン、トルラなどの地域が含まれる。
世界遺産としてはフランス領部分とあわせて登録されている。スペイン領側はオルデサ・イ・モンテ・ペルディド国立公園とそれに付随するビエルサ、ファンロ、プエルトラス、テジャ=シン、トルラなどの地域が含まれる。
その他
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の概要
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中世以降多くの巡礼者がこのサンティアゴを巡礼することにより、その巡礼路の周囲には修道院、救護院、宿場が形成されていった。
サンティアゴ・デ・コンポステーラからピレネー山脈のイバニェタ峠を通り、フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポルまでを「フランスの道」と呼ばれる。また、プエンテ・ラ・レイナからソンポルト峠までを「アラゴンの道」、プエンテ・ラ・レイナからフランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポルまでを「ナバーラの道」と呼ばれる。
尚、登録の範囲にはフランス国内の4つの巡礼路も含まれている。トゥールの道・リモージュの道・ル・ピュイの道はオスタバで合流し、サン=ジャン=ピエ=ド=ポルを通ってピレネー山脈のイバニェタ峠とおりスペイン国内に入る。トゥールーズの道はオロロン=サント=マリー(オロロン)からソンポルト峠をとおりスペイン国内に入る。
アラゴン州内の巡礼路
県 | 地名 | 距離 |
---|---|---|
ウエスカ県 | Somport (Aisa) | 870km |
Estacion de Canfranc (Canfranc) | 862km | |
Canfranc | 858km | |
Villanua/Billanuga | 853km | |
Castiello de Jaca | 846km | |
ハカ/Jaca/Chaca | 838km | |
Santa Cruz de la Seros | 822km | |
Santa Cilia de Jaca | 807km | |
Puente la Reina de Jaca | 801km | |
Arres (Bailo) | 798km | |
Martes (Canal de Berdun) | 792km | |
サラゴサ県 | Mianos | 785km |
Artieda | 780km | |
Ruesta (Urries) | 772km | |
Undues de Lerda | 763km |
イベリア半島の地中海沿岸の岩絵
紀元前8000年頃から前3500年頃の洞窟壁画で、カタロニア州、アンダルシア州、ムルシア州、バレンシア州、アラゴン州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州の6州727ヶ所に点在し、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)において、7地域に区分されている。
アラゴン州においては、次の通り点在する。
サラゴサ県:18ヶ所