観光地 Sightseeing spot
-カタルーニャ州-
カタルーニャ州概要
項目 | 内容 |
---|---|
州都 | バルセロナ |
面積 | 32,114km2 |
人口(2005年) | 7,364千人 |
公用語 | カタルーニャ語、アラン語、カスティーリャ語 |
県と都市
県 | 県都 | 面積(km²) | 自治体数 |
---|---|---|---|
バルセロナ県 | バルセロナ | 7,726 | 1,312 |
ジローナ県 | ジローナ | 5,905 | 1,091 |
リェイダ県 | リェイダ | 12,168 | 1,020 |
タラゴナ県 | タラゴナ | 6,308 | 475 |
バルセロナ
バルセロナの概要
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その後12世紀に入るとバルセロナは、アラゴン連合王国を構成する一勢力として勢力を増したが、15世紀にカタルーニャ・アラゴン連合とカスティーリャ王国との間で統一王朝が形成されると、スペインの中心はマドリードへと移行
したことにより衰退していった。
そして、1640年から1652年の収穫人戦争や1701年から1714年のスペイン継承戦争の間に3度の包囲戦によりバルセロナは荒廃し、フェリペ5世は商業地区の半分を城塞化した。
19世紀の産業革命によりバルセロナは息を吹き返し、今日ではスペインの第二都市として発展している。
サンタ・エウラリア大聖堂
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バルセロナ伯ジャウマ2世時代の1298年に建設が始まり、およそ150年後に完成した、ゴシック様式の聖堂である。ファサード(建築物の正面)は1888年のバルセロナ万博にそなえ改装されたネオゴシック様式である。
地価の納骨堂にはバルセロナの守護聖女エウラリアの遺骨が納められている。
アントニ・ガウディの作品群
サグラダ・ファミリア
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ガウディの死後、弟子たちに引き継がれたが、1936年に勃発した内戦のため工事は中断し、また、ガウディの残した設計図も失われた。また、建築費用は市民からの浄財で賄われてい
るため資金難により度々工事が中断した。
かつては完成まで300年はかかるともいわれていたが、経済成長や入場料収入などに支えられて進捗は加速しており、ガウディ没後100周年目の2026年に完成するとされている。
グエル公園
エウゼビ・グエイ伯爵がアントニ・ガウディに依頼して設計した分譲住宅地で、1900年から1914年の間に建造・造成された。敷地面積は15ヘクタールで60件の住宅を建てる予定であったが、売れたのはわずか2件。1922年に市がこの敷地を買い取り、公共公園とした。カサ・ミラ
実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として、1905年から1907年にかけて建設された。邸宅は賃貸マンションとして貸し出されており、今でも、ここに住んでいる世帯がある。外観は直線部分をまったくもたない建造物になっていて、地中海を見立てたという波打つような形状をしている。
カサ・バトリョ
1877年に建設された建物で、バルセロナの繊維業を営む実業家のジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受けたガウディが1904年から1906年にかけて改築した。グエル邸
エウゼビ・グエイ伯爵がアントニ・ガウディに依頼して設計し、1886年から1890年にかけて建設した住宅。カサ・ビセンス
実業家マヌエル=ビセンスの依頼によりアントニ・ガウディに依頼して設計し、1883年から1885年にかけて建造された。コロニア・グエル教会地下聖堂
実業家エウセビオ・グエルがの依頼によりアントニ・ガウディに依頼して設計し、1908年着工したが6年後に建設は中断され、半地下の部分のみ完成となった。後に、上部は別の建築家によって建てられた。グエルは工業団地(コロニア)と繊維工場を建設する構想で、 ガウディが任されたのは、その中心となる教会であった。
バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院
カタルーニャ音楽堂
1905年から1908年にかけて建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって設計され建設された、カタルーニャ地方の芸術様式であるモデルニスモ様式のコンサートホールである。サン・パウ病院
1902年から1930年にかけて建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって設計され建設された、ムデハル様式の病院で、2009年まで診療に治療に使用されていた。タラゴナ
タラゴナの概要
タラゴナの歴史は紀元前約200年頃にローマ時代に征服されたことまで遡る。5世紀に西ゴート王国、8世紀始めにウマイヤ朝に征服された。
1118年にバルセロナ伯ラモン・バランゲー3世に征服されアラゴン王国の一部となった。
1118年にバルセロナ伯ラモン・バランゲー3世に征服されアラゴン王国の一部となった。
ポブレー修道院
イスラム勢力からのカタルーニャ奪回を記念して、1151年にバルセロナ伯ラモン・ベレンゲー4世からこの地を与えられたフランスのフォンフロワド修道院のシトー会士らによって築かれた。
ハイメ1世やペドロ4世ら、アラゴン王国の王や王妃たちの墓所のある修道院としても知られている。
ハイメ1世やペドロ4世ら、アラゴン王国の王や王妃たちの墓所のある修道院としても知られている。
タラゴナの遺跡群
古代ローマ時代の遺跡が数多く残されており、2000年に世界遺産に登録された。
円形劇場
1世紀に建造。ラス・ファレーラス水道橋
市街から4kmにあるローマ時代の水道橋サント・アントーニの門
ベラーの凱旋門
タラゴナ大聖堂
12世紀に建設が始まった大聖堂。リェイダ
バル・デ・ボイのカタルーニャ風ロマネスク様式聖堂群
バル・デ・ボイはカタルーニャ州リェイダ県にある狭く側面の切り立った渓谷。この渓谷には初期ロマネスク様式の聖堂が多数残されており、そのうちの9つが世界遺産に登録されている。
タウル集落のサント・クリメント聖堂
タウル集落のサンタ・マリア聖堂
バルエラ集落のサント・フェリウ聖堂
ボイ集落のサント・ホアン聖堂
エリル=ラ=バル集落のサンタ・エウラリア聖堂
コル集落の聖母被昇天聖堂
カルデト集落のサンタ・マリア聖堂
ナティビター・デ・ラ・マレ・デ・デウ聖堂
サント・キルクの庵
その他
イベリア半島の地中海沿岸の岩絵
紀元前8000年頃から前3500年頃の洞窟壁画で、カタロニア州、アンダルシア州、ムルシア州、バレンシア州、アラゴン州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州の6州727ヶ所に点在し、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)において、7地域に区分されている。
カタルーニャ州においては、次の通り点在する。